最大の敵が高山病だということがわかった。しかし「躁鬱病」と「高山病」が合体したらどんな病気になるか想像もつかない、頭痛、嘔吐と戦いながら気を落ち込ませたり高ぶらせたりするのだろうか?考えただけでも恐ろしいことだ。とにかく高山病の影響を最低限に抑えなくてはならないことには違いない。
そのとき私は毎日10km走るのを日課にし、とり合えず体力をつけることにした。今考えてみれば酸素缶などが発売されているのでそれを使えばよかったのかもしれない。キリマンジャロの頂上の酸素濃度は地上の約半分らしい。エベレストに至っては3分の1の濃度とのこと、しかしエベレストクライマーは大抵低圧室でおなじような条件を作り出し訓練を積んでいる。なにせ金のかけかたが半端じゃないのだ。この世の天辺にたどり着けるならその気持ちも解らなくはない自分が怖い。
それと、高山病対策として欠かせないのが大量の水分補給らしい。1000mにつき一日1Lの水を飲め!とのことだ、それでは俺は一日6Lの水を飲まなければならない。高度が上がると呼吸数が増し水分が体外に排出されてしまうかららしい。うーん奥が深い。一日6Lといったらあの大型ペットボトル3本分だ、逆に腎臓に負担がかからないか心配だった。
今回はキリマンジャロの紀行文を書いているが、やはりクライマーたるものエベレストには憧れる。しかしコストが凄まじい登山許可をネパール政府からもらうのに300万円、その他シェルパをやポーターを雇ったりと最低700万円はかかるらしい。お金に余裕が出来て登れるものなら会社を辞めてでも、チャレンジしたいものだ。
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