マニラを出発して約3時間位だったと思う。バンコクの空港に着いた。ここでは機外に降りることが出来た。機内の狭いトイレで用を済ませるよりも、空港ターミナルの広いトイレに行きたいなと思いターミナルに足を踏み入れた。が、この空港ターミナルは恐ろしく広い。迷宮に迷い込んだみたいだった。せめてもの救いが腹は別に緊急事態ではなかったことぐらいで、果たして用を済ませた後無事に機内に戻れるか...という点にあった。ともあれ、右往左往しているうちにトイレを見つけ中に入ったところだれもいない。
まぁ、夜遅いしそんなもんだろ、別に男だし変な心配はしなかった。用をすませて、個室から出るとビックリ、さっきまで誰もいなかった。トイレに数名の現地中学生くらいの男の子がハンドタオルを持って「どうぞ、使ってください」と近寄ってくる。へえ、サービスいいなぁと思い使用したところ、US2.0$を要求された。しまった!とは思ったが、サービスを受けた分その対価は支払う義務がある...やむを得ず支払い、その場を去った。発展途上国のまだまだ経済が豊かでない国はこうしてまで、お金を稼ぐのだな、と感慨深いものがあった反面、大きなカルチャーショックを受け、いい教訓になった!と思いつつ意気揚々と機内に戻った。しかし、こんなものは旅が序章であるように、これから待ち受けるカルチャーショックの序章に過ぎなかった。
どうも断るのが苦手な私はこの時良い教訓を得た。サービスは全て有料なのだ!!
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